誰しも「叶えたい理想の自分像」みたいなものがあって
毎日、それに向かったり、向かわなかったりしながら
愛おしい人生を営んでいるものと思います。(私もその一人です)
言葉を使う仕事をする者として
今日は、願いを叶える「言葉の力」について、考察してみたいと思います。
◯願いを言葉にする意味
「願いを放つ」って、つまるところ言語化する事です。
初めて言葉にすると、波のようだった思考が、言葉という具体的な形になって
意識に"ピン留め”されます。
そうなってやっと
私達の脳は、チャンスや道筋を
自然に見つけていける状態になるんだそう。
書いたり口にしたりすると叶いやすい、というのは、本当なのですね。
◯言葉にする時に気をつけたい事
例えば、言葉で願いを放つべく
誰しも経験した事のある一つが、初詣や参拝だと思います。
御神前で手を合わせると、心がシンとして、身が引き締まりますよね。
よく言われる参拝時の「願い方」は
- 手を合わせたら、まず名前と住所を伝えて神様にご挨拶
- 現状の感謝を伝えて、願い事はあれもこれも、ではなく、1つに絞る
などがあり、それぞれ、祈りたいように祈ればよいものと個人的には思います。
ただ、願いを放つ時、自分自身がどんな気持ちになっているか
また、その言葉選びには、少し気を配れると良いなと感じます。
例えば
- 「お金持ちになりたいので、お金をください」
- 「素敵な彼女が欲しいので、出会いをください」
と放つと、せっかくの願いの力が「ください」に設定されてしまって
お金が足りない、彼女がいないから「ください」となる
不足の状態が、常に具現化し続けると言われます。
一方で、願いを放つ時「今あるものに意識を向けた言葉」+「ありがとう」で手を合わせる事もできます。
例えば
- 「必要なものを買えるお金があります。ありがとうございます」
- 「自由に歩いて外出できる足があります。ネットで色んな出会いを見つける事もできます。ありがとうございます」
こう言葉にすれば「すでにあるもの」「今ある豊かさ」に目が向いて
感謝したくなる現実が、常に具現化し続けます。
「お金持ちになる」「素敵な彼女ができる」といった望みを
否定する必要はもちろんなくて
「年商〇〇~円、〇〇~円くらいの収益になり、〇〇や〇〇といった事が叶いました」
+
「現に今、必要なものを変えるお金があります。ありがとうございます」
と、「ください」でなく「感謝」に落とし込めると、自分がとっても気持ちが良くて、自然に続ける事ができます。
叶えたい現実を、既に叶ったかのように、具体的にビジュアライズできると良いみたいで
ノートに書いてみるなど、やっぱり言葉にする事で、よりイメージがしやすくなります。
既に叶っている事、なわけなので【過去形】で言葉にしていくのも、楽しい作業です。
20〇〇年、◯月、〇〇〇〇が叶いました。
すると〇〇に〇〇に〇〇といった形で貢献できただけでなく
〇〇や〇〇といった、嬉しい出来事も起こりました。
〇〇や、〇〇も、とても喜んでいて、私は〇〇や〇〇といった感情でいっぱいになっています。
こんな定型文も、始めは役に立つかもしれません。

◯「お役に立ちたい」の罠
貢献意識の強い方ほど、〇〇を通じて、〇〇や、〇〇といった方に〇〇や〇〇といった形で役に立ちました!!
と、がんじがらめになってしまう事があります。
でもこの状態は「こんなに頑張っているのに、誰も私の願いは叶えてくれない」と
無意識に「不足感」の状態に、自分を引き戻してしまう事もあると思います。
例えば、初詣や参拝で
いくら神様を喜ばせたいからといって
何も神様に向けて
「ねぇ、神様、私、貧富の差をなくしました」「南極のペンギンだけは絶対に救いに行きます」と
必ずしも立派な事を宣言しなくてはならないわけでは、ないと思います。
もっとシンプルに、「神様を喜ばせる」方法。
- 目の前の人が喜ぶと嬉しい。
- ありがとうって、言われると嬉しい。
こんな、コミュニケーションの根底にある私達の本能は
自分も、周りの人たちも、神様さえも、みんな同じと考えてみると
南極のペンギンを想って無力感に浸る必要も
自ずとなくなっていくかもしれません。
例えば、私達が当たり前に享受している豊かさに目を向ければ
- この国では、銃撃に怯えることもない
- 最低限食べるものがある
- 寒さを凌ぐ家に住める
- お陽さまがポカポカで洗濯物がよく乾いた
- 旬の野菜がお値打ちに変えた
こういった事に幾つも目が向いていくと思います。
- 神様のおかげです。ありがとうございます。
こんな風に感謝されれば、きっと、神様だって
悪い気はしないのではないでしょうか。
初詣や参拝にいく道すがら、今目の前にある幸せを指折り数えておいて
ご神前に立ったその瞬間から「幸せ」「ありがとう」と
ひたすらに、言葉に変えていくと
「よかった」と、喜んでくれている神様が
なんだか本当にいるような気がしてきます。
「足りない」「ください」からは、一早く解放されて
日常の幸せに、自分から満たされた言葉こそ
価値ある願いになるのだと思います。
心を込めた感謝の言葉たちが、素晴らしい日常を運んできますように。

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